2月8日(水)、建築科2年 後期授業の集大成、設計演習の発表会が行われました。課題として事前に筥崎宮周辺の敷地を調査して、その土地に合う作品作りに取り組みました。テーマは「店舗併用住宅」、学生たちはカフェや生鮮食品店舗等、さまざまな案を作成した図面と模型をスクリーンに提示し成果を発表しました。先生たちの質問に緊張する場面もありましたが、アドバイスを真剣に聞いていました。
◆担当の田中先生は「各学生と一対一のエスキスを重ねる事で、それぞれ個性のある機能的な作品を作る事ができたと思います。店舗併用住宅という事で生活の場と商業空間との関係をよく考え、工夫したプランが多く見られました」とコメント。
◆代表して、完成度の高さで高評価となった建築科の森さんの作品を紹介します。
●タイトル/「天窓の和屋」
●コンセプト/《店舗》筥崎宮近くの団子とお茶屋。茶道講習会等イベントも開かれ、小学校が近くにあり放課後は子どもたちで賑わいます。《住居》1階まで天窓が繋がっていて、2~3階も太陽光で暖かい空間となっています。
▲一階店舗スペース。
▲入口横のテイクアウト用の窓。
▲お茶会や講習会が開ける店舗内の畳スペース。
▲南東側の開閉自由な扉。
▲2~3階の居住空間断面図。